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色んな機能を搭載した理想のAndroidスマホ【Pixel6 Proを徹底レビュー】

2022年9月30日

2021年に発売されたGoogle Pixel 6シリーズの最上位モデル

Google Pixel 6 Proをレビューしていきます!

もうすぐPixel 7が登場するタイミングで、Googleが創業記念セールをしていたので手に入れる事ができました。

ずっと欲しかった

1年前に登場したモデルですが、充分な性能を持ち合わせています。

在庫がある限りは販売されるはずですので、購入時の検討材料にしていただければ幸いです。

ユウスケ@まきまーです。Twitterもよろしくお願いします。
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外観

まずは外観をチェックしましょう。

独創的なデザインをしているPixelシリーズ、僕は大好きです。

本体

本体はガラス製で、非常に高級感があります。

ヌルテカで、クリーム色がゴールドのように見えますね。

ゴールド(金)は大好き

実際に本体の側面やカメラの縁に、金メッキの装飾がされているので、気分爆上げです。

Pixel6シリーズは独創的でポップなデザインが特徴で、Pro版も例外ではありません。

僕はこのデザインが好き

他の人のスマホとは一味違う目立ったデザインなので、持っていて気分がいいです。

カラーバリエーションは上記の3つとなっています。

本当はPixel6、6aとあわせて水色系が欲しかったですが...。

無かったので、SunnyStormyを選びました。

Pixelらしいポップなデザインを活かしたい時は、明るい色を選びましょう

逆にシンプルが好きな場合は、ブラック系がオススメです。

カメラは3眼で、広角・超広角・望遠となっています。

出っ張りは圧倒的な存在感をもっていて、本体を横断する帯として鎮座しています。

開き直った飛び出しをしているので、机に置いたときもガタガタすることはありません。

カメラが傷つかない?これ

など、気になることはありますが....。

ディスプレイは6.7インチの大画面で、非常に見やすいです。

インカメラはパンチホール式のAndroid定番をしっかりと抑えていました。

iPhone14 plusや、iPhone14 Pro MAXと同じですので存在感はバッチリです。

Pixel6よりも大きいですが、本体が丸みを帯びているので非常に持ちやすいです。

サイズの差は

まぁ....一回りぐらい大きいかな?

みたいな感覚で捉えてもらえるとイメージできると思います。

エッジが丸い端末を触るのは、Galaxy note8以来ですね。

フィルムを貼るのはとても大変ですが、このエッジが端末の高級感を後押ししてくれます。

イヤホンジャックは非搭載、スピーカーは上下に搭載してサラウンドを楽しめるようになっています。

SIMスロットは、本体側面です。

付属品

付属品はエコの精神を盾にしっかりとコストカットが行われています。

中国製スマホだと凄い充実しているから物足りない

必要最小限のケーブルと、SIMピン、説明書....以上!

性能

続いては端末の性能について触れていきます。

Pixel6の上位互換の端末ですが、果たしてどのような違いがあるのか?

これを中心にチェックしていきましょう。

カタログ値

Pixel 6 ProPixel 6Pixel 6a
価格(円)116,60074,80053,900
CPUGoogle TensorGoogle TensorGoogle Tensor
メモリー12GB8GB6GB
ストレージ128GB128GB128GB
ディスプレイ6.7インチ
QHD+
リフレッシュレート120Hz
6.4インチ
FHD+
リフレッシュレート 90Hz
6.1インチ
FHD+
リフレッシュレート 60Hz
背面カメラ
(広角)
約5000万画素
絞り値 ƒ/1.85
視野 82°
光学式手ブレ補正
約5000万画素
絞り値 ƒ/1.85
視野 82°
光学式手ブレ補正
約1220万画素
絞り値 f/1.7
視野 77°
光学式・電子式手ブレ補正
背面カメラ
(超広角)
約1200万画素
絞り値 ƒ/2.2
視野 114°
約1200万画素
絞り値 ƒ/2.2
視野 114°
約1200万画素
絞り値 f/2.2
視野 114°
背面カメラ
約4800万画素
絞り値 ƒ/3.5
視野 23.5°
前面カメラ約1110万画素
絞り値 ƒ/2.2
視野 94°
約800万画素
絞り値 ƒ/2.0
視野 84°
約800万画素
絞り値 f/2.0
視野 84°
バッテリー標準 5003 mAh標準 4614 mAh標準 4410 mAh
無線充電×
充電端子USB Type-CUSB Type-CUSB Type-C
OSandroid12android12android12

Pixelと言えば、Google Tenorチップを搭載している点。

Pixel 6・Pixel 6aと同じチップなので「性能が低いのでは?」と勘違いしそうですが心配無用!

むしろ、Pixel 6・Pixel 6aをコストパフォーマンスに優れた高性能スマホ用のCPUとなっています。

後述でその性能をしっかり見ていきましょう。

処理能力(Antutu benchmark)

機種名スコアCPU
Motorola edge 30 pro992,089Snapdragon 8 Gen 1
Google Pixel 6 Pro783,196Google Tensor
Google Pixel 6714,467Google Tensor
Google Pixel 6a683,724Google Tensor
Mi 11 Lite(5G)528,292Snapdragon 780G
moto g52j 5G387,783Snapdragon 695
Pixel5a(5G)360,831Snapdragon 765G
iPhone 7324,850Apple A10

今回は室温を調整して、複数回測定をして良い方の記録をリストに残しました。

基本的には高いスコアを叩き出してくれるのですが、熱に弱いみたいで基本的にホカホカしています。

発熱が激しい時はパフォーマンスが低下で60万点台まで落ち込んでしまいます。

ゲームは余裕、発熱を除けばね。

「snapdragon 8 Gen 1と同様に発熱しているのに性能が惜しいなぁ...」というのが正直な感想でした。

2021年ハイエンドとして考えれば十分です。

バッテリー性能(PC Mark for Android)

機種名スコア(100%⇒20%)バッテリー容量
Mi 11 Lite(5G)12時間44分標準 4250 mAh
moto g52j 5G12時間43分標準 5000 mAh
Motorola edge 30 pro10時間10分標準 4800 mAh
Google Pixel 6 Pro9時間52分標準 5003 mAh
Google Pixel6a約9時間 ※標準 4410 mAh
Google Pixel68時間9分標準 4610 mAh
※5~7時間稼働時のバッテリー残量から推定した時間

Google Pixel 6 Proには「バッテリーセーバー」という機能が備わっているため、バッテリーセーバーをON/OFFと2回分計測を行いました。

表は、全てバッテリーセーバーOFF

2回計測したことで判明したPixel 6 Proのバッテリー駆動時間は約10時間~12時間は余裕で使用できることがわかります。

1日は確実、使用頻度によっては2日は無充電で乗り切ることができます。間違いなく。

性能が高いと、バッテリー駆動時間が短くなりがちですが、バッテリー容量を大きくすることで見事にこの弱点を克服しています。

それなのにedge 30 Proに負けているのは気になる

バッテリーセーバーを使えば勝てるので、良しとするか....?

6.7インチの有機ELディスプレイ

Pixel 6 Proに搭載しているディスプレイは、6.7インチのOLEDになっています。

発色がよく視野角が広いのが特徴です。

また、スマホにはオーバースペックとしか思えないQHDを採用、今まで使ってきたFHDの端末に比べて画像がより繊細に感じます。

指紋認証を搭載

FaceIDのセンサーは叩き割ってしまえ

僕は指紋認証が無いという理由で、iPhoneを買わなかったほど指紋認証が大好きです。

特に画面内指紋認証であれば、画面をタッチするだけなので手間は実質0

本当に指紋認証はオススメです。iPhoneにも早く対応してもらいたい。

無線充電に対応

最近の必須機能ともいえる無線充電ですが、当然対応しています。

ただ、無線充電はバッテリーへの負担が大きいので、僕は基本的に有線の充電がメインにしています。

無線はイヤホン用になっている

置くだけ充電は便利ですが、充電器がスペースを取るのが課題ですね。狭い机とは相性が悪いです。

デュアルSIM(DSDS)

安心のデュアルSIM対応、これはSIMフリー端末としては必須の機能だと僕は思っています。

デュアルSIMは通信費節約の基本

そして、DSDS(同時接続)に対応しているためデータ通信・通話でSIMを切り替える作業は不要。

デュアルSIMに対応かつDSDSに対応の高性能SIMフリーAndroidは非常に少なくて、Pixelはその数少ない1機種です。

純正Android

これはPixelシリーズ共通の特徴となりますが、AndroidOSがカスタマイズされたメーカーOSではなく、純正androidを採用しています。

余計なカスタマイズを搭載していないという点では、IOSを搭載したiPhoneと同じような立場になのが特徴です。

ただし、明確なデメリットとしてユーザーライクにカスタマイズされているメーカーOSに比べて使い勝手が悪くなっています。

慣れれば大したことないですが、そもそも慣れないと使えないUIとは....?

カメラ性能

最後にカメラ性能をチェックしていきます。

比較対象は手元で一番カメラ性能に優れているPixel 6

カタログ値では全く同じカメラを搭載していますが、本当に同じなのか見ていきましょう。

メインカメラ

Pixel 6 Pro
Pixel 6

どうしよう...。一緒だ。

搭載しているカメラが同じなので、基本的に違いはないですね。

どちらも綺麗な写真を撮影できています。

超広角カメラ

Pixel 6 Pro
Pixel 6

ほんと、どうしよう。変わらん。

超広角も同じものを搭載しているので、違いがありません。

写真を撮るほど、Pixel6のコスパの高さが判明していきます。面白い。

望遠カメラ

Pixel 6 Pro(10倍ズーム)

Pixel6 Proにだけ搭載された望遠カメラは、光学式ズームを併用して20倍まで対応しています。

手始めに望遠レンズ標準の10倍ズームで撮影してみました。

めちゃくちゃ綺麗

ちなみに1倍ズームだとこんな感じです。

Pixel 6 / 6 Proのどっちでしょう?

かなり離れていることがわかります。

この距離のズームをPixel6で行うと、下の画像のようなガビガビな写真に仕上がります。

Pixel 6 Proのようなズームはできない(7倍が限界)

Pixel 6

ズームの出番は、比較的少ないですが中国製スマホによく搭載されているマクロレンズに比べれば出番があるので、あると嬉しい機能だと思っています。

鉄道の撮影とか向いていると思う

遠くにある被写体をどうしても撮影しないといけない場面で大活躍間違いなしです。

夜景モード

Pixel 6 Pro
Pixel 6

Google Pixelの魅力の一つ夜景性能を見ていきます。

最近見つけた近所の露光量が少ないスポットで暗所性能の検証も兼ねてチェックしました。

基本性能一緒だもんな

なので、Pixel 6とPixel 6 Pro大きくカメラに差が出ることはありませんでした。

綺麗なので良しとしましょう!

Pixelだけの機能

ここからはPixelにだけ搭載されている優秀な機能について触れていきます。

Pixel 6aから実装されて対応したものを含めて紹介していきますので、Googleの技術力を体感していただけると幸いです。

いうほど凄くないけど

自動文字起こし(翻訳対応)

まず、Google Pixelシリーズ限定で搭載されているレコーダーの文字起こし機能。

翻訳にも対応しているので、海外旅行でも安心

GoogleのAIがTenorの機能を生かすことによって、かなり正確な文字起こしがされています。

マイクの集音や、話し手が早口だと文字起こしが一部荒くなってしまいますが、微修正程度なので90%文字起こしされていると言っても過言ではありません。

画像では「飛行機に乗り遅れた大学生の動画」を流していますが、悲惨な状況をしっかりと文字起こしできています。

消しゴムマジック

Pixelにだけ与えられた画像加工の機能「消しゴムマジック」

Pixel 6シリーズに共通して言えることなのですが、消しゴムマジックについては精度がイマイチです。

実用的な機能になるには、まだまだ進化途中

第二世代Tenorチップで機能が改善するかどうか?楽しみです。

価格

デバイスの価格は、116,600円なので高いです。

遂に自分のPCよりも高いもん買ったわ

これほどの価格のものをバッチリと使いこなせるのか?と言われてしまうと疑問が残りますが、満足感はあるのでOKです。

デバイス価格は高いですが、もうすぐPixel7が登場することを考えると値下げの可能性も充分ありえますので、買い時はもう少し先になりそうです。

型落ちでも充分な性能をしているので、オススメです。

Google創立24周年記念

Pixel 6 Proはちょいちょいセールが出ていて、その一つが「Google 創業24周年記念セール」

僕はこの波に乗っかることで、Pixel 6 Proとケースを約10万円で購入しました。

Googleのお世話になっている身としては、喜ばしい話

これからも続いていくことを願っています。

Pixel 6 Proをオススメできる人

一通り、Pixel 6 Proの特徴を語りつくしたところで端末が似合う人についてまとめてみたいと思います。

多くの人に刺さりそうなPixel 6 Proですが、以外と人を選ぶ端末になっています。

Pixel 6 Proの特徴

  • 非常に高い処理能力(Antutu 70万点)
  • 優秀なバッテリー持ち
  • 3つの高性能カメラ
  • 見やすい6.7インチ大画面(リフレッシュレート120Hz)
  • おサイフケータイ、デュアルSIMに対応
  • ポップなデザイン
  • 純正Googleデバイス
  • ちょっと高い(116,600円)

以上がPixel 6 Proの特徴です。

これを踏まえた上で、オススメできる人がどういった人になるのかを解説していきます。

オススメできる人

  • ゲームができる高性能な端末が欲しい
  • カメラにこだわりたい
  • おサイフケータイ、デュアルSIMが必須
  • 独特なデザインが大好き

スマホが大好き!

総評すると、僕みたいなAndroidスマホ好きなら一度は触って欲しいスマホと言う印象を受けました。

価格が少々高くても、新しいCPUであるGoogle Tenorチップの本気の性能に興味があったり、望遠カメラが搭載されている事に満足感を覚えるような変態向きだと思っています。

もしくは「クオリティの高いSIMフリーのAndroidスマホが欲しい」と言われれば、この端末がオススメできます。

必要機能を全て抑えて高性能、高い次元でバランスに優れたスマホです。

オススメできない人

  • スマホに10万円以上のお金を使いたくない
  • 望遠カメラは必要ない(カメラは2つで充分)
  • 大きすぎる端末は苦手
  • 独特なデザインが苦手
  • スマホはよくわからん

最後のコメントは言っちゃアカンやろ

とは思うのですが、Pixel 6 Proはその性能と価格ゆえに万人には受けないというのが僕の結論です。

Pixel 6 ProとPixel 6の違いは、スマホが好きでないと楽しめないという欠点があります。

基本カメラやチップが同じなので、あとは画面サイズ、望遠カメラなどに魅力をみいだせるか?

僕は、スマホが好きじゃないとそこを達成するのは厳しいと思っています。

なので、基本的な僕のスタンスは

2021年秋~2022年夏でAndroidをオススメするなら、Pixel 6とPixel 6aがベターな選択肢となります。

もっと安い端末を求めるのであれば、moto g52jがオススメです。

Mi 11 Liteも選択肢として好きですが現時点で手に入れるのが難しいため、次にオススメできる端末をチョイスしました。

Androidの理想系(デザイン以外)

僕としては「スマホはこれでいいのでは?」と感じてしまうほどに完成されたデバイスだと感じました。

高性能Androidスマホが欲しいと思うユーザーの需要を確実に抑えたスペックと機能をしています。

純正androidと言う点で少しクセのある操作感や、独創的なデザインと言った、イマイチな点がありますが....。

僕はそれが好きだから許せる

その辺りは、各メーカーさんに頑張ってもらいたいところと言いたいですが....。

現状はiPhoneとタメ張れる端末となるとPixelシリーズオンリーです。

SIMフリー、高性能、カメラ優秀、バッテリー優秀、おサイフケータイ、無線充電等々....トータルバランスに優れたAndroidデバイスを探すと実はPixelが一番優秀だと感じています。

「もっと同じような端末が増えて欲しいな....。」という意味も込めてこのような総評とさせていただきました。

  • この記事を書いた人

ユウスケ@まきまー

福岡在住の会社員兼ブロガー。クリエイターとして「MYN図書館」のマネージャーYとしても活動中。中学でボーカロイドと出会って以降、高校はラブライブ、専門学生の時はダンスラッシュと順調にオタク道を渡り歩く。社会人になってからはモルカー始め、かわいいものにお金を投じている。ネット依存症。詳細な自己紹介 ⇒ 「隠れ家にいる目立ちたがり屋」

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