メイン端末として使用しているPixel4a(5G)の調子が少し悪くなってきたタイミングで、Googleの創立記念イベントで15%引きだったんです。
買うしかないじゃん?
購入価格はケースを含めて47,031円でした。
昨年、Pixel4a(5G)を購入したときより約20,000円安く購入できています。(2021年9月時点)
多くの方が既にレビューをしている端末ですが、少しでも検討材料は多いに越したことはないので、紹介していこうと思います。
外観
金属製のシンプルなボディ
Pixel5a(5G)は、金属製ボディを採用しています。
昨今のミドルレンジスマホのボディは、すりガラスを採用している傾向がありますので、ここは他のスマホとの差別化できています。
高級感で言えばすりガラスの方が高く見えてしまうのが難点だと感じました。
カメラは、広角と超広角の2種類のカメラを採用しています。
マクロや望遠カメラのような出番の少ないレンズは採用されていません。
まさしく、廉価版モデルって感じ。
本体重量は183gとなっていて、比較的軽量の持ちやすいスマホに仕上がっています。
サイズの先代モデルのPixel4a(5G)とほぼ同じサイズになっていますので、乗り換えても違和感なく使用できます。
と言うものの、Pixel4a(5G)の143gには負ける
昨今のスマホは重量が大きいので、これぐらいのサイズ感であれば誤差の範囲だと思っています。
専用ケースが惜しい
Pixel5a(5G)の専用ケースは、先代Pixel4a(5G)のおもちゃ感とは打って変わったシンプルなケースになりました。
シンプルなケースを求めている方にはピッタリなデザインになっています。
カラーも、本体の同じグレーになっていて、一体感があります。
しかし、僕はPixel4a(5G)のデザインが好きだったりします。
おもちゃ感が好き
Pixelシリーズのポップなデザインが好きな人は、好みが分かれそうなデザインになっています。
デザインを失った一方で、実用性は向上しています。
ケースは柔らかいので装着しやすく、本体の四方をしっかり囲っているので、ディスプレイを下に落とさない限りは本体を守ってくれます。
デザインor実用性
それでも僕は、Pixel4a(5G)のデザインが好き。
Pixel5a(5G)の性能
性能比較
まずは、先代と比較してどこが変わったのか?
5aのベースモデルであるPixel5とはどの点が違うのか?
また、ミドルレンジスマホの王者のMi 11 Lite(5G)とも比較していきます。
Pixel5a(5G) | Pixel4a(5G) | Pixel5 | Mi 11 Lite(5G) | |
価格 | 51,700 | 60,500 | 74,800 | 43,800円 |
CPU | Snapdragon™ 765G | Snapdragon™ 765G | Snapdragon™ 765G | Snapdragon™ 780G |
メモリ | 6 GB | 6 GB | 8 GB | 6 GB |
ストレージ | 128 GB | 128 GB | 128 GB | 128 GB |
ディスプレイ | 6.34インチ FHD+(2400x1080) | 6.2インチ FHD+(1080×2340) | 6.0インチ FHD+(1080x2340) | 6.55インチ FHD+(2400x1080) |
重量 | 183g | 143g | 151g | 159g |
メインカメラ① | 12.2 MP デュアルピクセル 絞り値 ƒ/1.7 光学/電子手ぶれ補正 視野 77° 画素サイズ 1.4 μm | 12.2 MP デュアルピクセル 絞り値 ƒ/1.7 光学/電子手ぶれ補正 視野 77° 画素サイズ 1.4 μm | 12.2 MP デュアルピクセル 絞り値 ƒ/1.7 光学/電子手ぶれ補正 視野 77° 画素サイズ 1.4 μm | 64MP ピクセル 絞り値 ƒ/1.79 - - 画素サイズ 1.4μm |
メインカメラ② | 16 MP ウルトラワイド 絞り値 ƒ/2.2 視野 118.7° 画素サイズ 1.0 μm | 16 MP ウルトラワイド 絞り値 ƒ/2.2 視野 118.7° 画素サイズ 1.0 μm | 16 MP ウルトラワイド 絞り値 ƒ/2.2 視野 118.7° 画素サイズ 1.0 μm | 8MP ウルトラワイド 絞り値 ƒ/2.2 視野 119° - |
メインカメラ③ | - | - | - | 5MP テレマクロ 絞り値 ƒ/2.4 コントラストAF (3cm~7cm) |
インカメラ | 8 MP 絞り値 ƒ/2.0 視野 83° ピクセル幅 1.22 μm | 8 MP 絞り値 ƒ/2.0 視野 83° ピクセル幅 1.22 μm | 8 MP 絞り値 ƒ/2.0 視野 83° ピクセル幅 1.22 μm | 20MP 絞り値 ƒ/2.24 - - |
バッテリー | 標準 4680 mAh | 標準 3885 mAh | 標準 4080 mAh | 標準 4250 mAh |
急速充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
無線充電 | × | × | × | × |
バッテリーシェア | × | × | 〇 | × |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
イヤホンジャック | 〇 | 〇 | × | × |
OS | android11 | android11 | android11 | MIUI12 (android11) |
廉価版なのに、CPUがフラグシップと並ぶのはどうかと思う...。
僕はゲームをしないので、CPU性能はSnapdragon765Gでも問題ありません。
Twitter、ネットサーフィン、YouTube鑑賞、アマプラ鑑賞、電子書籍での読書etc...では特に不満なく使用できます。
僕はコスパ優先でスマホを選ぶのであれば、Mi11 Lite 5Gがオススメのように感じます。
しかし、XaomiやOPPO等の中国メーカーが苦手という方に、オススメできる端末になると思います。
純正androidが良い!
なんて言う僕みたいな変わり者には、オススメですね。
性能の詳細(AnTuTu benchmark)
毎度おなじみの「AnTuTu benchmark」で性能を数値として記録していきます。
あくまでも、性能の指数ですので過信は禁物です。
左にPixel5a(5G)、右にPixel6を置いてテストをしました。
単体で計測するの忘れてた。
計測結果は、360,831点です。
この数値がどういったものかと言うと
高くはない。けれど、使って不満は少ない。
そんな性能になっています。
他の機種と比較するとこんな感じです。
端末 | Pixel5a(5G) | Mi 11 Lite(5G) | Pixel6 |
スコア | 360,831点 | 528,292点 | 659,335点 |
同じミドルレンジ帯であれば、やっぱりMi 11 Lite(5G)が勝ってしまいます。
とは言え、使っていて不満がでることはないんじゃないかな?と思っています。
僕自身もそこまで不満なく使用していましたので...。
バッテリー性能
Pixel 4a(5G)からの圧倒的な改善項目として、廉価版なのにフラグシップより強化されたバッテリー容量があります。
個人的には非常にありがたい。
今までは、常時省電力モードで使用した場合でも、1日使い込むと充電が必要となっていました。
改善された5G(5G)であれば、今まで通り常時省電力モードで使用すれば、丸2.5日は少し盛って...2日は使用できてしまいます。
デュアルSIMに対応しているのは、基本!
デュアルSIMに対応していれば、スマホを2台持つことなく2つの回線をしようできます。
非常にありがたい機能です。
ただし、片方はeSIMのみ対応となっており、使用できるSIMは限定されるのがデメリットです。
楽天とahamo運用だったら、問題なし
通信費を安くしようとすれば、デュアルSIM運用は検討する必要があります。
その選択肢をなくさないためにも、デュアルSIMに対応したスマホを使うのは今の時代、基本と言っていいでしょう。
写真性能
僕たちがスマホを使う上で、気になるのはカメラ性能ですよね。
動画よりも写真を撮る頻度の方が多い時代ですので、写真にのみ焦点を当てて紹介します。
Pixel4a(5G)から進化しているのか?
昼間の写真
開通が楽しみな黒崎バイパスの八幡側からの写真です。
空の色が非常に鮮やかな青色になっていて気持ちいい天気なのが伝わってきます。
外での撮影をする人にとっては、非常に良い結果になっているのではないでしょうか?
室内での撮影
- 比較用:Google Pixel4a(5G)
- オマケ:OPPO Reno5 A
やはり、4a(5G)と5a(5G)では大きな違いがありませんね。
よく見てみると、AI補正がアップデートされているのか若干ではありますが、piku5a(5G)の方が明るくなっています。
Reno5 Aと比較した場合、ポテトがPUIPUIしていて可愛いのはReno5 Aになります。
しかし、実際の色に近いのはPixelになっています。
シーンによって活躍する場面が変化しそうですね。
個人的にこの一枚はReno5 Aが好き。
夜景
肉眼では、ほぼ暗くなってしまっているのに手前の草が緑に見えています。
つまり非常に優秀な補正が入っていることが確認できます。
奥の工場についても色のバランスがよく、綺麗になっていると思います。
Pixelシリーズは、夜景モードの補正が非常に優秀
夜のガソリンスタンド
後ろの情報量が多いですが、主役は手前のぶんちょっちょです。
ここのガソリンスタンドは最近できたばかりなのですが、洗車設備が非常に整っている上に、ガソリン代も安いので気に入っています。
そんなガソリンですが、ぶんちょっちょの紫が非常にかっこよく写っています。
もう少し濃い紫であれば、完璧かな?
と言った印象です。肉眼みた色とほぼ同じ色になっているので、評価としては非常に高いです。
ズーム性能がいまいち
- Samsung Galaxy note8
モルカー展にて、ズームを使う機会があったので使用しました。
一体、何があった?
凄まじく、オレンジ色になってしまいました。
恐らく会場の照明が若干オレンジぎみであったことが起因するものだと思います。
数年前のスマホであるGalaxy note8に敗北するのは、どうなんでしょう。
ライバルが強すぎ
Pixelが好きな僕が、ひいき目に見てもPixel5a(5G)の魅力が弱いと感じました。
と言うのも、同じミドル帯であるMi 11 Lite(5G)に勝てるところが殆どないためです。
昨年、ミドル帯として一躍有名になったPixel4aと性能の変化がなく、悪く言ってしまえば1年前のスマホの箱を付け替えただけ...。
Snapdragon™ 780Gを搭載すれば、また評価が違ったのではないか?
僕はそう考えています。
純正androidの廉価版スマホが欲しい人向け
散々な評価をされるPixel5a(5G)ですが、Googleから販売されているスマホなだけあってサポートは充実しています。
約3年のOSアップデートが保証されており、スマホを中々手放さない人とは相性の良いと言えます。
なので、こんな人にはオススメできるスマホです。
- 3年はスマホを買い替えない人(スマホを殆ど使わない人)
- 純正androidが大好きな人
僕としては、スマホは長くても2年で買い替えをして欲しいと感じているタイプですが、
世の中、電話さえ出来たらいいと割り切って使う人のいますから、そう言った人にオススメできるスマホだと感じました。