「Soundcore Liberty 4 Pro」を購入してみました。
メインイヤホンを買い替えようと思って。
現在の僕が使用しているイヤホンは「Soundcore P40i」。
1万円以下で、ノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤホンです。
音楽は好きですが、音質にこだわって良いものを追い求める性格ではないので、これでも十分満足しています。
でも、最近は何か物足りない。
直近だと月残業50時間が続いているのもあって、何か買い物したい欲も湧いています。
そんな感じで物欲が湧いてる時に僕の目に入ったのが「Soundcore Liberty 4 Pro」
お、ちょうどええやんけ。
ということで買ってみました。
せっかくなので、ちょいとレビューしていきます。
ぶっちゃけ、1万円以下の「Soundcore P40i」でいいと思っているのですが、良いと思えばこのままメインイヤホンとして使っていきます。
Soundcore Libertyシリーズの最上位モデル
Soundcore Liberty 4 Proは、Ankerから発売されているイヤホンの中で最もグレードが高いモデルになります。
元々Ankerのイヤホンはコスパを優先した作りで、音質はまぁまぁなラインナップが充実している、音楽にこだわりを持たないユーザーには非常に愛用されているイヤホンで、僕も愛用しています。
今回はフラッグシップモデルということで、価格は2万円!
いや、たっっか!
Soundcore Liberty 4 Proの位置づけ
Libertyシリーズは下記の3種類。
- Soundcore Liberty 4 Pro ←新登場
- Soundcore Liberty 4 NC
- Soundcore Liberty 4
個人的に、Soundcore Liberty 4はすごく良いイヤホンだったと感じていて、故障してSoundcore P40iに買い替えるまでの1年半ぐらい使い続けていました。
そもそもLibertyシリーズが、Anker Soundcoreイヤホンの中でも音質にこだわったモデルという位置づけなのもあって、価格の割には「音が良いよね」と言った感じで多くの人から良い評価を受けるイヤホンだというイメージを僕は持っています。
今回はその最上位モデルということで、何が良いのかをチェックしていきたいと思います。
Soundcore Liberty 4 Proの詳細スペック
まずはSoundcore Liberty 4 Proと、過去に僕が使用していたイヤホン2つを比較していきます。
今回は全てAnker製品となっています。
Soundcore Liberty 4 Pro | Soundcore P40i | Soundcore Liberty 4 | |
金額 | 19,990円 | 7,990円 | 14,990円 |
イヤホン本体の 使用時間 | ノイキャン 7.5時間 標準 10時間 | ノイキャン 10時間 標準 12時間 | 最大7時間 |
ケース込みでの 使用時間 | 最大40時間 | 最大60時間 | 最大36時間 |
ノイズキャンセリング の強さ | めちゃ強い | 強い | 強い |
マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 |
操作 | つまみ スワイプ | タッチ | つまみ (感圧センサー) |
無線充電 | 対応 | 対応 | 対応 |
ケース | スライド式 | 上に開く | スライド式 |
音質、ノイズキャンセリングは良い
色々とスペックを並べられたところで正直意味はあまりありません。
一番大切なのは、実際に使用した感想。
見た目だけのコーデックに注意!
装着に違和感がなくて、不快じゃない音質だったら、基本的にOK。
と、普段は言うのですが今回は約2万円。
ちょっと期待しながら使ってみました。
音質
Soundcore Liberty 4 Proの音質を一言で表すと
悪くない。
と言った印象。
Soundcore Liberty 4からは当然進化しているし、Soundcore P40iよりもクオリティは高いです。
明確に進化を感じ取れたので、助かりました。
変化感じなかったら、この段階で売り払ってます。
素で使用して、悪くない質感だったのですが、Soundcore系列のイヤホンはスマホアプリを使用することで、自分の耳にあわせたイコライザーを自動でセッティングしてくれます。
つまり”自分にとってより良い音が出力されるようになる”ので、高音質なイヤホンと勘違いするぐらいには、性能が良いです。
2万円は正直高いですが「まだ、Air Podsを買う段階じゃない!」と粘りながらも、音質の良いものを探しているのであれば、オススメできそうな気がしてきました。
ノイズキャンセリング3.5
Soundcore Liberty 4 Proのノイズキャンセリングですが、これもしっかり過去モデルと比較して進化しているのを感じ取れました。
前述している通り、飛行機で使ったりして快適だったという感想がでたのに、進化してなかったらびっくりする。
「ウルトラノイズキャンセリング3.5」という、「ウルトラ」の「3.5」バージョンとかいう、名前だけでも何かすごそうなだけはあって、そこは安心しました。
鉄道、飛行機の騒音がカットされるだけでここまで快適になるのか・・・
と、ちょっと感動します。
音だけでも情報が常に入り続ける状況というのは、集中力を削がれやすいですし、疲れるので・・・。
まぁ、今まで使用していたSoundcore P40iのアクティブノイズキャンセリングも十分実用的で、使用感に困ることはありませんでしたが、より高品質なものを知ってしまった。という感じです。
これなら「2万円はギリあり」と言えそうな気がしますが、やっぱり高い。
「飛行機モード」は効果を実感しにくい
Soundcore Liberty 4 Proには、気圧センサーを内蔵しており、専用アプリで設定をすると気圧の変化を検知して音響設定を自動的に調整してくれます。
これに関しては、気休め?のような機能に感じています。
というのも、飛行機に2回乗る機会があったので機能をON・OFFで比較してみたのですが、体感では変化をあまり感じませんでした。
僕がポンコツの可能性もある
どちらのモードでも、ノイズキャンセリングの精度は高いし・・・。
ただ、飛行機に乗る回数の多い人にとっては、もしかすると素晴らしい機能なのかもしれないですね。
しばらく使いながら比較していきます。
バッテリー
バッテリー性能は最大40時間再生。
本体の再生時間はノイズキャンセリングありで約7.5時間と十分な性能。
1日作業で使用する分には困ることはなさそうです。
その他、無線充電にも対応しているため使ってないときは無線充電機の上においておけばバッテリー切れを気にする必要はないと思います。
マルチポイントの精度が向上
PCとスマホ等の複数台の端末で同じイヤホンを使用した場合に便利なのが、マルチポイント機能。
スマホ2台での切り替えは、かなり良いです。
タイムラグが少ない。
Soundcore P40iのマルチポイントは、使えはするけど早さは無いといった感じ。
この部分がかなり改善してきました。
非常に使えるので、僕は気に入っています。
装着感、デザインなどなど
高級感があるような気がするケースのデザイン
今回は白色を選択しています。
ケースの塗装はマット加工されていて、いい感じにキレイなので、見た目は良いものを使っているように見えます。
また、ケースはスライド式。
指輪の蓋みたいに、パカパカ上に開くタイプがやっぱり苦手なので、スッと開くスライド式なのは個人的に高評価です。
ケースには液晶が存在しており、ノイズキャンセリングの強度他にイヤホンに関わる色々なことができるようになっています。
詳しくは後述で。
本体もスタイリッシュでカッコいい
イヤホン本体はメタリック加工がされており、質感が非常に高いように感じます。
装着感も悪くないので、このへんは本当に高評価。
装着感
Soundcore Liberty 4 Proを使っていて、もう一つ進化を感じたのは装着感。
しっかり密閉してノイズキャンセリング・音質の向上に貢献している一番の要素だと思う
Ankerによると、人間工学に基づいて設計されており、長時間装着しても耳に負担がかからない・・・らしい。
個人的には、イヤーピースのクオリティが向上したように感じています。
硬さがちょうど良くてしっかりと密着してくれます。
ケースで出来ること
Soundcore Liberty 4 Proのケース液晶では、下記のようなことができるようになっています。
- ノイズキャンセリング / 外音取込機能
- 3Dオーディオ
- 飛行機モート
- イヤホンを探す
- リモートシャッター
使わん。以上!
この辺ていうてスマホアプリで調整が可能なのと、シャッター機能なんかはPixelと相性悪いのか使用できませんでした。
アプリケーションのアップデートでできるようになる可能性はありますが、今使えないなら恐らく今度追加されても気づかないと思います。
オススメできる人
特徴まとめ
- 普通よりちょい高めの音質
- クオリティの高いノイズキャンセリング
- スタイリッシュなデザイン
- 価格2万円(1.5万円以上)
オススメできる人
- 他よりもちょっとだけ良いイヤホンを使いたい
- 高性能ノイズキャンセリングを体感したい
オススメできない人
- もっと音質にこだわりたい人
→3万円以上のイヤホンがオススメ(例:JBL TOUR PRO3 とか?) - 2万円の価格が高いと感じる人
→Soundcore P40iがオススメ(8,000円)
JBL TOUR PRO3
Soundcore P40i
2万円は要検討ライン
1.5万円だったら、物欲ウィーク入ってなくても買ってた
Ankerが培ってきた質の高いノイズキャンセリング技術を惜しみなく注ぎ込んで開発されたイヤホンなので、普通に良いです。
それに加えて、音質も良い方だし、マルチペアリングの制度の良さもあって使い勝手は非常に良く買って後悔することは、あまり無いと感じました。
でも、2万円はちょっと高い。
あと少しのお金を出せば、ワイヤレスイヤホンの王「Air Pods」が購入できますし、SONY、BOSE、JBL等の老舗イヤホンメーカーがライバルに入って来そうなラインになっています。
これらと勝負すると、おそらくSoundcore Liberty 4 Proは負けるでしょう。
そう考えた時に「果たして、このイヤホンは本当に買いなのか?」と自分にちょっと疑問を投げかけたくなるのも事実。
元々、Ankerのイヤホンを使っている時点で、音質そこそこ、ノイズキャンセリング普通、価格コスパ◎、みたいなものを中心に考えているわけです。
それでも「俺は、Ankerを信じる!」と思える方は購入してしまっていいと思います。
買って後悔はしないと思います。
少なくとも僕は買って良かったです。
ノイズキャンセリングが本当に優秀なので!