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高コスパのハイエンドスマホ【Motorola edge 30 proを徹底レビュー】

2022年7月6日

先日紹介したmoto g52j 5Gはミドルレンジスマホなので、性能が物足りないと感じた方にはオススメしづらいスマホでした。

じゃあ、性能を求めている人はiPhoneを買うしか選択肢が残っていないのか?

と言うと実際はそうではありません。

実は、Motorolaからは同時期にハイスペックのスマホも発表されていて、この端末が凄く優秀なんです。

その名も、Motorola edge 30 pro

スマホ業界の中に突如として登場した、この端末の魅力を今回は紹介していきます。

本記事は

  • 処理能力とカメラ性能が高いスマホを”安く”手に入れたい
  • 人と違ったマニアックなスマホを持ってみたい
  • iPhoneとは違う選択肢を探している

そんな方は必見な内容となっていますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

ユウスケ@まきまーです。Twitterもよろしくお願いします。
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外観

まずは外観を見ていきます。

iPhoneが売れるのは、iPhoneの見た目がカッコイイのもありますので、見た目はとっても大切です。

本体

本体はプラスチック製と聞いていて、非常にチープな印象を持っていました。

ですが実際は、角度によって色合いが変わる塗装と、すりガラスのようなマットな表面仕上で非常に高級感があります。

とは言え近くで見るとやっぱりプラ感はある。

また、今回のカラーは”コスモブルー”の1種類となっているので、色を選びたい人にとっては選択肢の少なさを感じそうです。

カメラは3眼で、広角・超広角・マクロとなっています。

moto g52j 5Gの時と同様に、出っ張りは控えめな印象を受けますが、その存在感はしっかりとしています。

ディスプレイは6.7インチの大画面で非常に見やすく、インカメラはパンチホールを採用、Androidスマホの王道はしっかりと押さえています。

また、moto g52j 5Gより一回り上ほどサイズが小さいので、とっても持ちやすいです。

Pixel6の方が持ちづらいと感じる。

イヤホンジャックは非搭載、スピーカーを上下に搭載してステレオサウンドを楽しめる仕様になっています。

充電ケーブルは、いつも通りのUSB-Cなので、ライトニングケーブルはその名の通り閃光の速さでゴミ箱へ放り込んでしまいましょう。

付属品

ミドルスペックのmoto g52j 5Gの付属品は正直に言うとショボかったですが、今回は非常に充実しています。

左から順に

クリアケース ⇒ USB-C 有線イヤホン ⇒ 充電ケーブル ⇒ 充電器(68W急速)⇒SIMピン

と超豪華なラインナップです。

でも、フィルムは付いていないね。

充電器よりもフィルムを貼って欲しいと感じている僕でした...。

性能

外観をみた後は、いつも通りスペックに注目していきます。

今回のスマホは、フラッグシップモデルと呼ばれる高性能機となっていますので、比較対象は同じく高性能機である

Google Pixel 6のみとなっています。

僕の相棒スマホ

Pixel6も非常に高性能なスマホではあるのですが、今回の比較結果は技術力の進歩を感じました。

カタログ値の比較

Motorola edge 30 proPixel6
価格(円)89,80074,800
CPUQualcomm
Snapdragon 8Gen1
Google Tensor
メモリ8GB / 16GB
※レビューは 8GB
8GB
ストレージ128GB / 256GB
※レビューは 128GB
128GB
ディスプレイ6.7インチ
FHD+
リフレッシュレート 144Hz
6.4インチ
FHD+
リフレッシュレート 90Hz
メインカメラ
(広角)
約5000万画素
絞り値 f/1.8
-
光学式手ブレ補正
約5000万画素
絞り値 ƒ/1.85
視野82°
光学式手ブレ補正
メインカメラ
(超広角)
約5000万画素
絞り値 f/2.2
視野 114°
約1200万画素
絞り値 ƒ/2.2
視野 114°
メインカメラ
(マクロカメラ)
約200万画素
絞り値 f/2.4
-
インカメラ約6000万画素
絞り値 f/2.2
視野
約800万画素
絞り値 ƒ/2.0
視野 84°
バッテリー標準 4800 mAh標準 4614 mAh
急速充電
無線充電
バッテリーシェア-
充電端子 USB-C USB-C
イヤホンジャック××
OSandroid12android12

以上が、カタログ値の比較となります。

この端末のポイントは「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載している点ですね。

2022年上期の最強CPUを搭載したハイエンド機種

これだけでも、何だか凄い感じがしてきましたね。

以下で詳しくその性能の高さに触れていきます。

処理能力(Antutu benchmark)

とりあえず測っておけば大丈夫で有名なAntutu benchmarkのスコアを見ていきます。

良し悪しの基準はスコア数値の高さ

機種名スコアCPU
Motorola edge 30 pro992,089Snapdragon 8 Gen 1
Google Pixel6659,335Google Tensor
Mi 11 Lite(5G)528,292Snapdragon 780G
moto g52j 5G387,783Snapdragon 695
Pixel5a(5G)360,831Snapdragon 765G
iPhone 7324,850Apple A10

何かの冗談かと思って複数回計測したのですが、93万~99万の間でスコアが確定するので間違いではないみたい...。

一般的にこのベンチマークスコアは50万点を超えれば、ストレスフリーでスマホを使うことができると言われています。

そして、このedge 30 proは約2倍の性能を叩き出しました。

つまり、普通に使えるとか使えないではなく、使って操作が重たいと感じるアプリに出会うことの方が難しいと感じるレベル性能です。

PCゲームなら流石に固まると思う。

そんな性能なので、原神でもプロセカでも、余程じゃない限り固まることはありません。

androidスマホでゲームをしたい方には、積極的にオススメしたい。

バッテリー性能(PC Mark for Android)

お次にバッテリー性能を見ていきます。

稼働時間は高性能なスマホになるほど、低くなる傾向がありますが、この端末はどうでしょうか?

1日は使える性能が欲しいね。

機種名スコアバッテリー容量
Mi 11 Lite(5G)12時間44分標準 4250 mAh
moto g52j 5G12時間43分標準 5000 mAh
Motorola edge 30 pro10時間10分標準 4800 mAh
Google Pixel68時間9分 ※標準 4610 mAh
※Pixel6は検索値

edge 30 proのスコアは、約10時間となりました。

バッテリー性能の基準は、ベンチマーク上で8時間以上稼働することが理想です。

なので、約10時間ほど稼働しているedge 30 proは1日を無充電で乗り切れます。

Pixel6がそんな感じだから大丈夫。

搭載しているバッテリー容量の割には時間が短い点は仕方ないものとして受け入れてしまいましょう。

高性能CPUの性能を引き出すためには、沢山の電気が必要なので...。

6.7インチの有機ELディスプレイ

ディスプレイは6.7インチの有機ELを採用していて、かなりの大画面です。

調べ物がしやすい大きい画面に、発色が綺麗な有機ELはとても相性抜群ですので

めっちゃ画面綺麗やん

スマホを起動しての感想がこれだったまであります。

リフレッシュレートは144Hzで気持ち悪いほどヌルヌル動きます。

僕の相棒Pixel6は90Hzで、これでも充分だと思っていたのですがもう戻れないですね...。

また、有機ELは視野角が優秀なので、液晶端末のmoto g52j 5Gと比較してもこの通り綺麗に画面を見ることができます。

この角度で画面でスマホを使うことは、殆どないですが机の奥の方にスマホを置いてYouTubeを見るのに役に立つので便利です。

指紋認証を搭載

FaceIDがなんだって?

iPhone12以降のFaceIDはマスクがあっても使えますが、タッチでロック解除ができる指紋認証が僕は大好きです。

特に最近は画面内指紋認証が流行りのようですが、edge 30 proは電源ボタン一体型のセンサーを採用しています。

画面ONと一緒にロック解除ができるのが一体型のメリットで、更に認証速度も爆速のストレスフリー!

コンビニのレジで指紋認証エラーを起こす僕のPixel6よりも優等生です。

無線充電に対応

流石は、フラッグシップと言うべきか?

無線充電にも対応しているので、人によっては充電をする手間がなくなってしまうかもしれません。

僕の作業デスクにも無線充電器を採用する予定なのですが、何を買おうかとウキウキで探し中です。

デュアルSIMに対応(DSDV、eSIM非対応)

ここはコストカットをしているのかな?

デュアルSIMにも対応しているのですが、DSDV(SIM2枚の同時接続不可)なので基本的にSIMカード1枚で使うことが前提となります。

そして、eSIMにも非対応なので、少し使いづらさがあります。

楽天×IIJmio(eSIM 15GB)みたいな組み合わせができないね。

最近見つけた良い組み合わせなのですが、eSIMを使うことが前提なのでedge 30 proでは難しいですね。

IP68防水

あってもなくても変わらないでお馴染みのIP68防水ですが、しっかりと対応していただきました。

油断すると壊れるから、気をつけてね。

雨の日でも、落としてしまうと防水防塵も機能しないので注意しましょう。

カメラ性能

外観、スペックを見た後はカメラ性能のチェックをしていきます。

処理能力が僕が所有しているスマホの中で一番高いのでカメラ性能にはかなり期待しています。

サブ機が欲しい

カメラは参考として、Pixel6と比較していきます。

メインカメラ

edge 30 pro
Pixel6

まずは、メインの広角カメラをチェックしていきます。

Pixel6、edge 30 pro共に十分な横の画角を持っていますが、若干edge 30 proが縦に狭くなっています。

AI補正については、Pixel6は全体的に自然に表現するのに対して、edge 30 proは目立たせたいポイントをハッキリと目立たせてくれます。

どちらも質感の高い写真に仕上がっているので、あとは好みで選ぶと良いと感じました。

超広角カメラ

edge 30 pro
Pixel6

超広角カメラも基本的な特徴は、メインカメラと同じになっています。

ただ、少し色の補正バランスが崩れて不自然な仕上りになっているのが気になるのと、薄いピンクが白飛びしています。

超広角カメラはmoto g52j 5Gもあまり良くなかったので、超広角カメラの補正が苦手ポイントなんだと思ってます。

マクロカメラ

edge 30 pro

Pixel6は搭載されていないマクロカメラは、面白い写真が狙えるので使い道は少ないですがあると表現の幅が広がります。

かなり近づけてもピンボケすることなく、モフモフを写してくれるのはいいですね。

でも、望遠が欲しい。

望遠だと飛行機や鉄道を撮るのにも向いているので、あると嬉しいですね。

夜景撮影

最後に夜景を撮影していきます。

夜景は設定次第で凄く綺麗に撮影できるのですが、今回は条件を揃えるためカメラをスッと起動してパシャっと一枚撮影しました。

夜景を認識して夜景モードにならなくてもお構いなし

edge 30 pro
Pixel6

北九州市と言えば夜景スポット、カメラ性能をチェックする上でも1つの参考資料になるので非常にありがたいですね。

これは端末によって大きく結果がわかれています。

めちゃくちゃ明るいedge 30 proとめちゃくちゃ暗いPixel6と言う結果になりました。

この時、Pixel6がなぜか夜景を認識せずにナイトモードにならなかったのですが、撮影クオリティが高くて驚きました。

通常モードでも綺麗なのは高評価だけど、AIがポンコツすぎる

好みとしては、edge 30 proのように迫力がある方が好きですね。

夜景性能に定評のあるPixelですが、edge 30 proに軍配が上がりました。

価格

ライバルが高いので相対的に安い

edge 30 proの価格は89,800円と、パッと聞いた時は「高いなぁ...」と感じる価格です。

ですが、性能が2022年上期のトップクラス、カメラも優秀な端末が9万円で購入できる。

このように見た場合、この端末は本当に”高価格な端末”なのでしょうか?

僕はめっちゃ安いと思ったよ

というのも、昨今ハイエンド機種は10万クラスが殆どなので中々手が出なかったりします。

例えば、こんな感じです。(2022年6月時点)

  • iPhone 13 Pro 122,800円(Apple Store)
  • Galaxy S22 122,012円(docomo)
  • Galaxy S22 Ultra 178,244円(docomo)
  • Xperia 1 Ⅳ 190,872円(docomo)
  • AQUOS R7 198,000円(docomo)

iPhone13 Pro以外は、全てedge 30 proと同じ「snapdragon 8 Gen 1」を搭載している端末なのですが、

高すぎるわ!

と感じた方、その感覚は正常です。

ハイエンド機種が欲しいと思っているものの、この価格帯だと本当に手が出しずらい...。

そこに現れた救世主、9万円で購入できるハイエンドスマホがedge 30 proとなっています。

OCNモバイルで最大8,000円お得

いくらハイエンドスマホの中では比較的安いとは言っても9万円は大金です。

パソコン買えちゃう。
(僕のLenovo Think Book13s が8万円)

なので、少しでも安く買いたいですよね?

そんな方にオススメしたいのが、OCNモバイルONEからの購入ルート。

基本価格が3,000円ほど安くて、通信回線の乗り換え(MNP)を行うと更に5,000円の割引が適用されます。

合計して最大8,000円安くなっています。

また、不定期で端末販売セールを実施していて、これまた破格になることが多いため狙ってみるのもオススメです。

オススメできる人

  • OCNモバイルの回線契約を合わせて検討している方
  • 少しでも安く端末を購入したい方

OCNモバイルで端末購入する場合は、下記ホームページから!!


IIJmioで最大38,000円OFF(2022/10/3まで)

OCNモバイルONEの不定期セールが待てない方は、現在IIJmioで行われているセールがオススメです。

登場したばかりのスマホが22,000円OFFで購入できて、通信事業者の乗り換え(MNP)で更に16,000円OFF

最大で38,000円OFFで端末が購入できる特大セールが行われています。

IIJmioの通信回線を契約しなくても2万円安く購入できるのは非常に大きいので、この端末の購入はIIJmioでの購入が最もオススメです。

8/31でセールが終了するかと思いきや、まだまだ継続して行われています!

オススメできる人

  • IIJmioの回線契約を合わせて検討している方
  • 最も安く端末を購入したい方

IIJmioでの端末購入は下記ホームページから!!


Motorola edge 30 proをオススメできる人

最後に、今回紹介したedge 30 proをオススメできる人、オススメできない人についてまとめました。

買って後悔しないためにも、この点にだけでも覚えて貰っていただけたらと思います。

Motorola edge 30 proの特徴

  • 価格は性能に対して安い(50,000~89,800円)※購入条件次第
  • トップクラスの端末性能
  • カメラが優秀
  • バッテリー持ちは普通(1日無充電)※使い方次第
  • おサイフケータイ、eSIMに非対応
  • 指紋認証、IP68防水、大画面など要所を押さえている
  • Androidスマホ

以上が、edge 30 proを人にオススメする時にポイントになってくる特徴です。

特に、処理能力とおサイフケータイの有無は、ユーザーをハッキリと分けるポイントとなっています。

オススメできる人

上記を踏まえて、edge 30 proをオススメできるのは、こんな方になります。

  • 高性能のスマホをなるべく安く購入したい
  • ゲーム、カメラなど処理能力が求められる機能を使いたい
  • おサイフケータイを使わない(Suica、楽天Edyなど)
  • 周りとは少し違ったスマホを持ってみたい

基本的に「おサイフケータイが無くても問題ないか?」と言う点がクリアできれば、満足の行くスマホになると感じています。

オススメできない人

一方で、edge 30 proがオススメできないのは、こんな方となっています。

  • 性能よりも価格を重視したい
  • コンパクトなスマホを求めている
  • おサイフケータイ機能が必要
  • eSIMが必要(IIJmio、日本通信SIM、楽天モバイル等)

僕は、おサイフケータイとeSIMが必須

なので、僕はオススメできない人に分類されますね。それ以外は、僕の好みをバッチリ押さえた良いスマホです。

性能を優先して作りこまれたスマホ

Motorola edge 30 proは性能を重視するために必要な機能を絞り、残った機能の品質を最大限に高めたスマホだと感じました。

日本特有の機能、主流じゃない機能、本体強度などコストカットをしているのが目立ちますが、その分だけ本体の性能を高めたスマホです。

おサイフケータイとeSIMに非対応だったり
画面も2013年に主流だった「Gorilla Glass 3」を採用している点とか

なので、生活スタイルに「おサイフケータイ・eSIM」を使う方にはオススメしずらいのが弱点です。

一方で、日常の決済をクレジットカードや、QR決済をメインにしている方であれば、充分実用性の高いスマホとして検討候補に入ります。

僕はサブマシンとして、しばらく使っていこうと思っています。

  • この記事を書いた人

ユウスケ@まきまー

福岡在住の会社員兼ブロガー。クリエイターとして「MYN図書館」のマネージャーYとしても活動中。中学でボーカロイドと出会って以降、高校はラブライブ、専門学生の時はダンスラッシュと順調にオタク道を渡り歩く。社会人になってからはモルカー始め、かわいいものにお金を投じている。ネット依存症。詳細な自己紹介 ⇒ 「隠れ家にいる目立ちたがり屋」

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